よくあるご質問
蕁麻疹(じんましん)とは?
じんましんは皮膚の一過性の血管拡張や浮腫である、時間が経つと元に戻ります。刺激すると余計に出てきます。蕁麻疹がでているときに温熱・冷却は好ましくありません。どうしても痒いときは1次的には冷却でしのぐことができますが、やはり後から痒みが戻ります。
原因は不明な場合が80%以上です。しかし、同じ行動の後にじんましんができるなど日常のなかで気がつかれる人もいます。気になる原因がありましたら、医師にご相談ください。
蕁麻疹(じんましん)はどうして起こる?
じんましんは身体外からの働きかけに対する生体の反応の結果あらわれます。
体内での処理が穏便に終わればいいのですが、合わないものが入ることで、じんましんは起こってきます。
いわば生体の状態を維持する脅かすことが起こったという危険信号ともいえます。
過剰防衛反応であり、免疫力の強い人ほどかえって強く発現することがあります。
アトピー性皮膚炎患者の眼科受診は必要でしょうか?
特に顔面や眼瞼に皮膚炎を認める患者、また現在顔面に皮膚炎を認めなくても以前その既往がある患者、よく目を掻いたり叩いたりする癖がある患者は、年に一度の定期検診をお勧めします。
ステロイドをいくら塗ってもよくならないのですが?
以下の原因が考えられます。
1)炎症を抑える薬が十分に塗れていない。
2)皮膚保護の対策が不十分。
3)掻き壊しをつづけている。
4)薬の力が不足している。(至適でない)
※患者様の心理背景として、自分が悪い点を指摘されたくはないものです。しかしながら、なせ?どうして?と思ったときには、これまでの方法にどこか誤りがあった。もしくは指導は正しかったが実践できていなかった。という反省を行えるかどうかが今後の治療・治癒に大きく関わってきます。
Narrow Band UVB照射療法とは?
最新のアトピー性皮膚炎、乾癬(かんせん)、尋常性白斑(白なまず)の治療法です。紫外線の中で有益な効果のある波長のみをあてるもので薬に入浴しないでもPUVAバスとほぼ同等の効果があるといわれています。
当院では同紫外線治療器を備えました。
ひふの中でアレルギー反応をおこしているTリンパ球という白血球を取り除く作用によりかゆみ、ひふの赤みが強く抑えられます。この治療はドイツをはじめとするヨーロッパでさかんに行われておりこの数年、日本でも行われてきています。
育毛におけるシャンプーの意味とは?
1.余分な皮脂を地肌ならびに毛穴からきちんとおとす。
2.地肌のコンディションを健やかに保つ。
3.傷んだり、栄養の足りなくなった髪に水分・栄養分を補給する。
4.洗髪時のマッサージ効果で頭皮の血行を促す。
育毛剤を使っていて、かゆみやフケが出てきたのは、脱毛が治る前兆だといわれましたが本当でしょうか?
育毛剤には血行を促進して、毛根の活力を高める作用のある成分が配合してあります。例えばトウガラシチンキ、ニンニクエキス、センブリエキスといったやや刺激性のある成分や、血管拡張作用のある塩化カルプロニウムやビタミンEなどもよく使われています。もちろん、刺激があるといっても、カブレを起こしたり、湿疹ができたりするほどの量は配合しませから、安心して使うことができるのです。
しかし、人は何か変わったことが起こると、それを自分に都合のよい方に解釈したがるもので、なかなか効果のはっきりしない育毛剤も、周囲の人と違う状態が生じると、なにか効き目がでてきたように思えるのかもしれません。それが今回質問のあった、かゆみ、フケに当てはまることで、実際には効果どころかに悪い方に向かっているのです。おそらく軽い皮膚炎を起こしていると思われますから、そのまま続けるとさらに症状は進行して、かえって抜け毛を助長する羽目になりかねません。こういったときにはまず育毛剤の使用を中止し、皮膚科医の診察を受けるようにします。そのうえで育毛剤を続けて使用していいかどうかを聞くことです。
白癬症(ミズムシ)とは?
白癬菌はヒトの皮膚につく真菌(カビ)です。
白癬菌が体内にどんどん侵食してゆくことはありませんが、キズがつくことで別のばい菌の侵入を許す結果となり、重症となる人がいます。また、市販の外用剤のなかにはミズムシを悪化させてしまうものもありますのでご注意ください。ちなみに痒みは実際はほとんどの場合なく、逆に痒いミズムシの人は急に悪化した人です。早く治しましょう。
ミズムシの治療が長くなる人がいますが、その中の多くは途中で手を抜いてしまう人です。完全に治さないと再燃は必至です。注意しましょう。爪に入っている場合は体調に合わせて内服を考えます。ご相談ください。
伝染性紅斑とは?
パルボウィルスを代表とするウィルス性発疹です。同系統のウィルスが何種類か判明しており、一生のうちに何度かすることがあります。
前駆症状(風邪症状)の後に顔面、四肢にレース模様の紅い皮疹が現れます。
?の紅斑は特徴的で“リンゴ病”の別名があります。大人では顔面に皮疹がでないで四肢だけのことも多いです。発疹が出現した時点で既にウィルスの繁殖・伝播の時期は過ぎており、学校・幼稚園などは休む必要はありません。痒みがあるようであれば抗アレルギー剤の服用をします。
結節性紅斑とは?
四肢に突然出現する堅いしこりで、多くの場合痛みをともないます。
全身疾患の影響が皮膚に出ている可能性があり、原因の検索が大事です。
原因の代表:急性あるいは慢性の感染症(結核を含む細菌感染やウィルスなど)、薬剤、サルコイドーシス、ベーチェット病、血管炎群など慢性の病気を発見するきっかけともなります。各種の検査を受けましょう。
多形滲出性紅斑とは?
体幹、四肢、あるいは手背、足背などに好発する紅斑症です。
全身疾患の影響が皮膚に出ている可能性があり、原因の検索が大事です。
原因の代表:急性あるいは慢性の感染症(結核を含む細菌感染やウィルスなど)、薬剤、サルコイドーシス、ベーチェット病、血管炎群など
※これらの質問は、数ある症例の一部にすぎません。ご質問がある方は当院へご来院いただき、診察の上、ご相談させてください。その上で数多い質問がありましたら、今後も情報としてこちらのサイトへ提供させて頂きます。

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